伝説的ブルースマンの最盛期のパフォーマンスを収めた、きわめてレアな作品といえるだろう。本作「THE BLUES MASTERS」が収録されたのは、1966年のトロント。もともとはカナダのテレビ局CBCがアメリカのブルース・アーティストを招いて制作したテレビ番組だったのだが、同年2月23日にオンエアされた後、約30年もの間、この貴重なフィルムは行方不明だったという。近年になり(幸運にも!)フィルムが発見され、再編集・DVD化されたのがこの作品というわけだ。    出演者はマディ・ウォーターズ、ウィリー・ディクソン、オーティス・スパンなど、ブルースの歴史に名を残すスーパースターばかり。特にマディ・ウォータース・バンドの演奏には、シカゴ・ブルースの真髄がビシッと注入されていて、背筋が凍るような緊張感が漂っている。ブルース・ファンはもちろん、すべての音楽ファンに楽しんでほしい1枚。(森 朋之)











ジャックス・マネキンには苦悩と南カリフォルニアのヴァイブがある。サムシング・コーポレイトのシンガー・ソングライターであるアンドリュー・マクマホンのサイド・プロジェクト。SXSWのショーでライヴのデビューを果たし、ここにデビュー・アルバム『Everything in Transit』を披露した。プロデュースはジム・ワート(インキュバス、エイリアン・アント・ファーム)、ドラムにはモトリー・クルーのトミー・リーを起用した『Everything in Transit』は、アートロック界のもっとも人気のあるアーティストでアイコン的なパフォーマーの霊妙な声を響かせるもうひとつの舞台を提供している。